「海老って体にいいって聞くけど、薬膳的にはどんな効果があるの?」 そんな疑問を持ちながら、なんとなく海老料理を食べている方も多いのではないでしょうか。
海老は薬膳において「体を温め、腎を補う」優れた食材として古くから重宝されてきました。温性の性質と甘味・鹹味を持つ海老は、冷え性の改善や疲労回復、さらには妊活のサポートにも役立つとされています。しかし、その効果を最大限に引き出すには、相性の良い食材との組み合わせや、体質に合わせた食べ方を知ることが重要です。
この記事では薬膳の視点から海老の性質や効能を詳しく解説し、五味のバランスを考えた組み合わせ方や、体質別の取り入れ方までお伝えしていきます。 海老の持つ薬膳パワーを最大限に活かして、おいしく健康的な食生活を実現していきましょう!
海老はどんな薬膳食材?性質と五味をわかりやすく解説
薬膳では、すべての食材に「性質」と「五味」という特性があると考えます。海老も例外ではなく、独自の性質と味を持つ重要な食材として位置づけられているのです。
ここでは、海老の薬膳的な基本データと、その特性が体にどのような働きをもたらすのかをお話ししていきます。
海老の基本データ|性質・五味・帰経まとめ
薬膳における海老の基本データを整理すると、以下のようになります。
性質:温性 五味:甘味・鹹味(かんみ) 帰経:腎・肝
性質が「温性」であることは、海老が体を温める食材であることを意味します。冷えに悩む方や、体が冷えやすい冬の時期に特に適した食材です。
五味では「甘味」と「鹹味」の2つを持っているのが特徴。甘味は気や血を補う働きがあり、鹹味は硬いものを柔らかくし、体内の巡りを促進する作用があります。
帰経とは、その食材がどの臓器に働きかけるかを示すもの。海老は「腎」と「肝」に作用するとされ、生命力の根源を補う力があるのです。
「温性」「甘味」「鹹味」がもたらす体への働き
海老が持つ温性・甘味・鹹味という特性は、それぞれ体に異なる働きをもたらします。
温性の性質により、海老は体を内側から温めることができます。手足の冷え、腰の冷え、お腹の冷えなど、様々な冷えの症状に対応。また、温性の食材は陽気を補うため、エネルギー不足による疲労感の改善にも役立ちます。
甘味は気血を補い、体に栄養を与える作用があります。薬膳において甘味は「補う味」とされ、虚弱体質の改善や疲労回復に効果的。海老の自然な甘みが、優しく体を補ってくれるのです。
鹹味は、体内の老廃物を排出し、巡りを良くする働きがあります。また、硬くなった組織を柔らかくする作用もあるため、筋肉のこわばりや関節の痛みにも効果が期待できるでしょう。
五臓の中で”腎”と”肝”を補う食材
薬膳において、海老が最も強く働きかけるのが「腎」と「肝」です。
腎は生命エネルギーの根源である「精」を蔵する臓器。薬膳における腎は、西洋医学の腎臓だけでなく、生殖機能や成長、老化、免疫力などを司る概念です。海老を食べることで腎を補い、精力の増強や老化防止、冷えの改善が期待できます。
特に、腎虚(じんきょ)と呼ばれる状態——慢性的な疲労、腰痛、頻尿、耳鳴り、白髪の増加などの症状——に悩む方には、海老が有効な食材とされています。
肝は血を蔵し、気の巡りを司る臓器。海老は肝にも作用するため、血液の質を高め、全身への栄養供給をスムーズにする働きがあります。ストレスが多い現代人にとって、肝の働きをサポートする食材は重要です。
栄養学的にも優れた理由(たんぱく質・アスタキサンチンなど)
薬膳の視点だけでなく、現代栄養学から見ても海老は優秀な食材です。
海老には高品質なたんぱく質が豊富に含まれており、100gあたり約18〜20gものたんぱく質を摂取できます。しかも低脂肪・低カロリーなため、ダイエット中の方やアスリートにも適しています。
また、海老の赤い色素であるアスタキサンチンは、強力な抗酸化作用を持つことで知られています。その抗酸化力はビタミンEの約1000倍とも言われ、アンチエイジングや美肌効果が期待できるでしょう。
さらに、タウリンも豊富に含まれており、肝機能のサポートや疲労回復、血圧の調整に役立ちます。ミネラルでは亜鉛やセレンなども含まれ、免疫力の向上にも貢献するのです。
海老の薬膳的な効能|体を温め、巡りを良くする理由
海老が持つ温性と五味の特性は、具体的にどのような健康効果をもたらすのでしょうか。薬膳では、海老を「補腎・補陽」の代表的な食材として位置づけています。
ここでは、海老の薬膳的な効能と、その作用メカニズムを詳しくお伝えしていきます。
冷え・腰痛・疲労に効く「補腎・補陽」の力
海老の最も重要な効能が「補腎・補陽」です。
薬膳において腎は、体の根本的なエネルギーである「精」を蔵する場所。腎が弱ると、慢性的な疲労感、腰や膝の痛み、冷え性、頻尿などの症状が現れます。海老はこの腎を補い、陽気を高める働きがあるため、これらの症状の改善に効果的なのです。
特に冷え性の改善には、海老の温性が直接的に作用します。体の深部から温める力があるため、手足の末端だけでなく、内臓の冷えにも対応できるでしょう。
腰痛についても、腎虚が原因となっている場合は海老が有効。腎は「腰の府」とも呼ばれ、腎の弱りが腰痛として現れることが多いためです。継続的に海老を摂取することで、腰を支える力が回復していきます。
“甘味”が気血を補い、”鹹味”がめぐりを促す
海老が持つ甘味と鹹味は、それぞれ異なる角度から体を整えます。
甘味の作用により、海老は気と血を補う力があります。気は体のエネルギー、血は栄養を運ぶ物質。これらが不足すると、疲労感や顔色の悪さ、集中力の低下などが起こります。海老の自然な甘みが、優しくこれらを補ってくれるのです。
一方、鹹味は体内の滞りを解消する働きがあります。血液やリンパの流れをスムーズにし、老廃物の排出を促進。むくみや循環不良の改善に効果的です。また、鹹味には硬くなった組織を柔らかくする作用もあるため、筋肉のこわばりや関節の硬さにも良い影響を与えます。
この2つの味が組み合わさることで、海老は「補いながら巡らせる」という理想的な働きをするのです。
妊活・冷え性・むくみケアに海老が役立つ理由
海老の補腎作用は、特定の症状に対して特に効果を発揮します。
妊活において、薬膳では腎の力を高めることが重要視されます。なぜなら、腎は生殖機能を司る臓器だからです。海老を食べることで腎の精を補い、生殖能力をサポートできるとされています。男性の精力増強にも効果が期待できるでしょう。
冷え性については、先ほども触れましたが、海老の温性が根本的な体質改善に役立ちます。特に下半身の冷えや、生理痛がひどい方には、温めながら血を巡らせる海老が適しています。
むくみに対しては、鹹味の利水作用が働きます。体内の余分な水分を排出し、むくみを解消。ただし、塩分の摂りすぎには注意が必要なので、調理の際は塩分控えめを心がけてください。
食べすぎ注意!過剰摂取による体調への影響
海老は優れた食材ですが、食べ過ぎには注意が必要です。
温性の食材であるため、体に熱がこもりやすい人が大量に食べると、ニキビや口内炎、便秘などの症状が出ることがあります。のぼせやすい方、暑がりの方は、食べる量を控えめにしてください。
また、海老にはプリン体が含まれているため、痛風や高尿酸血症の方は摂取量に注意が必要です。過剰に食べると尿酸値が上がる可能性があるため、週に1〜2回程度に留めましょう。
コレステロールも比較的多く含まれているため、脂質異常症の方は医師に相談しながら適量を見極めてください。一般的な成人の場合、1回あたり100〜150g程度が適量とされています。
海老と相性の良い薬膳食材|五味のバランスで整える組み合わせ
海老の効果を最大限に引き出すには、相性の良い食材との組み合わせが重要です。薬膳では「五味のバランス」を考えることで、より効果的な料理が作れます。
ここでは、海老と組み合わせたい薬膳食材を、目的別にご紹介していきます。
温め効果を高める食材(生姜・ねぎ・にんにく)
海老の温性をさらに強化したい場合は、同じく温める性質を持つ食材と組み合わせましょう。
生姜は温性・辛味を持ち、体を芯から温める代表的な食材。海老と生姜の組み合わせは、冷え性改善に最強のコンビです。海老の炒め物に生姜のみじん切りを加えたり、海老スープに生姜を効かせたりすることで、温補効果が倍増します。
ねぎも温性・辛味の食材で、特に白い部分には強い温め作用があります。気の巡りを促進する働きもあるため、海老との組み合わせで血液循環がさらにスムーズに。海老とねぎの炒め物は、薬膳的に理想的な一品です。
にんにくは温性・辛味に加えて、強力な殺菌作用もあります。海老の生臭さを消しながら、温補効果をプラス。ガーリックシュリンプのように、にんにくをたっぷり使った料理は、薬膳的にも優れた組み合わせなのです。
巡りを助ける食材(陳皮・黒酢・トマト)
海老の鹹味による巡りの効果を、さらに高める食材もあります。
陳皮(みかんの皮を乾燥させたもの)は、気の巡りを良くする代表的な薬膳食材。海老料理に少量加えることで、消化を助けながら気血の流れを促進します。海老の生臭さを消す効果もあるため、一石二鳥の組み合わせです。
黒酢は酸味を持ち、血液の巡りを良くする作用があります。海老のチリソースに黒酢を加えたり、海老の南蛮漬けにしたりすることで、巡りの効果がアップ。また、酢には疲労回復効果もあるため、疲れている時にもおすすめです。
トマトは酸味・甘味を持ち、体の余分な熱を冷ましながら血を補う働きがあります。海老とトマトの炒め物は、温性の海老と涼性のトマトがバランスを取り合い、年間を通して食べやすい組み合わせになるでしょう。
胃腸にやさしい組み合わせ(山芋・白菜・大根)
海老は消化に時間がかかる食材なので、胃腸を助ける食材と組み合わせることが大切です。
山芋は脾胃を補強し、消化吸収を促進する優秀な食材。海老と山芋のとろみ煮は、温補効果と消化のしやすさを両立した理想的な料理です。すりおろした山芋を海老料理のソースに加えることもおすすめ。
白菜は甘味・平性を持ち、胃腸を整えながら体の余分な熱を冷ます働きがあります。海老と白菜の炒め物や、海老と白菜のクリーム煮は、温性の海老をマイルドにし、胃腸への負担を軽減してくれるでしょう。
大根には消化酵素が豊富に含まれており、たんぱく質の分解を助けます。海老の天ぷらに大根おろしを添えるのは、理にかなった組み合わせ。消化を助けながら、脂っぽさも和らげてくれます。
美容・疲労回復におすすめ(黒ごま・クコの実・卵)
海老の効能をさらに引き出し、美容や疲労回復に特化した組み合わせもあります。
黒ごまは補血・補腎の作用があり、海老との相乗効果で髪や肌の健康を促進。黒ごまを使ったソースで海老を和えたり、黒ごまペーストを海老料理に加えたりすることで、アンチエイジング効果がアップします。
クコの実は補血・養肝・明目(めいもく:目を明るくする)の効果があり、疲れ目や眼精疲労にも良い食材。海老とクコの実をスープに入れることで、疲労回復と美肌効果が同時に得られるでしょう。
卵は気血を補う万能食材。海老と卵の炒め物は、栄養価が高く、体力回復に最適です。中華料理の海老玉は、薬膳的にも理にかなった組み合わせなのです。
五味バランスの考え方|甘・辛・酸・苦・鹹を整える献立例
薬膳では、五味(甘・辛・酸・苦・鹹)のバランスが取れた食事が理想とされています。
海老料理を中心とした献立を考える場合、以下のようなバランスが理想的です。
主菜:海老と生姜の炒め物(甘味・鹹味・辛味) 副菜1:トマトと卵のスープ(酸味・甘味) 副菜2:春菊のおひたし(苦味) ご飯:白米または玄米(甘味)
このように、1食の中で五味がバランス良く含まれるように意識すると、体が整いやすくなります。苦味が不足しがちな場合は、食後に緑茶を飲むことで補えるでしょう。
季節・体質別で変わる!海老の上手な取り入れ方
薬膳の基本は、個人の体質や季節に合わせて食材を選ぶことです。海老も、誰にでも同じように良いわけではなく、体質や時期によって食べ方を調整する必要があります。
ここでは、体質別・季節別の海老の取り入れ方をご紹介していきます。
冷え性タイプ:生姜+ねぎで温補スープに
手足が冷えやすく、常に寒さを感じる冷え性タイプの方には、海老が最適です。
おすすめの調理法は、生姜とねぎをたっぷり使った温補スープ。海老と生姜、長ねぎを鶏ガラスープで煮込み、最後に黒胡椒を効かせることで、体がポカポカと温まります。冬の寒い日の夕食や、体調が優れない時の回復食として最適でしょう。
また、海老のガーリック炒めもおすすめ。にんにくと生姜をたっぷり使い、強火で一気に炒めることで、温め効果が最大限に引き出されます。ごま油を使うことで、さらに温補効果がアップ。
冷え性の方は、海老を週に2〜3回程度取り入れると、徐々に体質改善が期待できます。
胃弱タイプ:山芋や白菜で消化を助ける
胃腸が弱く、消化不良を起こしやすい方は、海老の食べ方に工夫が必要です。
山芋と海老のとろみ煮がおすすめ。山芋のとろみが胃壁を保護し、消化を助けてくれます。海老は小さく切って、よく火を通すことがポイント。生姜を少量加えることで、消化促進効果もプラスされます。
白菜と海老の蒸し物も胃にやさしい一品。油を使わず蒸すことで、胃への負担を最小限に抑えられます。白菜の水分が海老の旨味を引き出し、優しい味わいに仕上がるでしょう。
胃腸が弱い方は、海老を週に1回程度に抑え、1回の量も50〜80g程度にすることをおすすめします。食べた後に胃もたれを感じたら、大根おろしを食べて消化を助けてください。
むくみ・疲労タイプ:冬瓜・豆類で利水効果をプラス
むくみやすく、疲労感が抜けない方には、利水作用のある食材と海老を組み合わせましょう。
冬瓜と海老のスープは、むくみ解消に最適。冬瓜には利尿作用があり、体内の余分な水分を排出してくれます。海老の補腎作用と合わせることで、むくみの根本的な改善が期待できるでしょう。
小豆や緑豆と海老の炒め物もおすすめ。豆類には利水・解毒の作用があり、むくみだけでなく疲労回復にも効果的です。枝豆を使った海老と枝豆の塩炒めは、夏場のむくみ対策にぴったり。
むくみやすい方は、夕食に海老を食べると翌朝のむくみが軽減されることがあります。ただし、塩分は控えめにすることを忘れずに。
冬は温め、夏は巡らせる——季節ごとのバランス調整
薬膳では、季節に合わせた食べ方の調整も重要です。
**冬(11〜1月)**は、海老の温補効果を最大限に活用する季節。生姜・にんにく・ねぎなどの温める食材をたっぷり使い、体を芯から温めてください。海老のクリーム煮や海老グラタンなど、温かくて濃厚な料理がおすすめです。
**春(2〜4月)**は、巡りを重視する季節。陳皮やセロリなど、気の巡りを良くする食材と組み合わせましょう。海老とアスパラガスの炒め物は、春にぴったりの組み合わせです。
**夏(5〜7月)**は、海老の温性を和らげる工夫が必要。トマトやきゅうりなど、体を冷やす食材と組み合わせることで、バランスが取れます。海老とトマトの冷製パスタは、夏の暑い日に最適でしょう。
**秋(8〜10月)**は、潤いを補うことが大切。海老と白きくらげのスープや、海老と梨のサラダなど、潤す食材と組み合わせてください。
妊娠中・子ども・高齢者向けの食べ方ポイント
特定のライフステージにある方は、海老の食べ方に注意が必要です。
妊娠中の方は、海老の補腎作用を活用できますが、食べ過ぎには注意。特に海老アレルギーのリスクがあるため、初めて食べる場合は少量から試してください。また、生の海老は避け、必ず十分に加熱したものを食べるようにしましょう。
子どもには、海老アレルギーのリスクを考慮して、初めて与える際は慎重に。3歳以降が安全とされていますが、個人差があるため、かかりつけの医師に相談することをおすすめします。与える場合は、小さく刻んで消化しやすくし、量も少なめにしてください。
高齢者は消化機能が低下しているため、海老は柔らかく煮込んだり、すり身にしたりして食べやすくする工夫が必要です。海老団子のスープなどがおすすめ。ただし、プリン体やコレステロールに注意が必要な方は、医師に相談しながら適量を見極めてください。
簡単レシピで実践!海老の薬膳おかず3選
理論を理解したところで、実際に作れる薬膳海老料理のレシピをご紹介します。どれも家庭で簡単に作れて、体を整える効果が期待できるものばかりです。
あなたの体質や目的に合わせて、試してみてください。
生姜香る薬膳海老スープ(冷え改善&巡りUP)
冷え性の改善と血液の巡りを促進する、温補スープです。
材料(2人分):海老10尾、生姜1片(千切り)、長ねぎ1本(斜め切り)、クコの実大さじ1、鶏ガラスープの素小さじ2、水600ml、酒大さじ1、塩小さじ1/4、黒胡椒少々、ごま油小さじ1
作り方:海老は背ワタを取り、殻をむきます。鍋にごま油を熱し、生姜を炒めて香りを出してください。水と鶏ガラスープの素を加えて沸騰させ、海老とねぎを入れて3分ほど煮込みます。
クコの実を加え、酒・塩・黒胡椒で味を調えて完成。生姜の辛味と海老の甘みが絶妙にマッチし、体がポカポカと温まります。朝食や夕食の汁物として、週に2〜3回取り入れてみてください。
海老とトマトの炒めもの(気血を補い疲労回復)
気血を補いながら、酸味で巡りも促進する炒め物です。
材料(2人分):海老12尾、トマト2個(くし切り)、卵2個、にんにく1片(みじん切り)、生姜1/2片(みじん切り)、ねぎ1/2本(斜め切り)、ケチャップ大さじ2、砂糖小さじ1、塩少々、酒大さじ1、サラダ油大さじ1
作り方:海老は下処理をして、酒をふっておきます。卵は溶いて、先に炒めて取り出してください。同じフライパンににんにくと生姜を炒め、海老を加えて色が変わるまで炒めます。
トマトとねぎを加えてサッと炒め、ケチャップ・砂糖・塩で味付け。最後に卵を戻して全体を混ぜ合わせて完成です。トマトの酸味が海老の甘みを引き立て、疲労回復効果抜群の一品になります。
海老と山芋のとろみ煮(健脾+優しい消化ケア)
胃腸が弱い方でも安心して食べられる、やさしい味わいの煮物です。
材料(2人分):海老10尾、山芋150g(1cm厚の半月切り)、白菜2枚(ざく切り)、生姜1/2片(千切り)、だし汁300ml、みりん大さじ1、醤油小さじ2、塩少々、片栗粉小さじ2(水で溶く)
作り方:海老は下処理を